東北を襲った未曾有の大地震・大津波…たくさんの皆様が家族や友人を失い、
いまだ深く心を痛めておられます。
故郷を離れ、岩手・宮城・福島から山形県に避難をされていらした方は
現在1万3000人を超えています。 (H24・3月現在)
震災から1年、そのお気持ちを思うと涙がこぼれます。
ここ山形県も、少なからず地震の揺れで、停電の日が続きました
信号機も停止し、明かりも暖房もなく、3月には珍しい雪と強風の夜、
駅や空港などでは帰宅できない人々が肩を寄せ合い、寒くて長い時間をすごしました。
大津波に襲われた沿岸部では、すべてを流され、濡れて凍えた身体で、
もっと辛く大変な状況で夜を過ごされたことでしょう…。
今、東日本大震災を経験した日本の私たちが出来ることの一つに、
後世に起こったことを伝えていくこと、二次被害を避けるために備えをしていくことが
あると思っています。